2016年6月5日(日) 『河口干潟観察会』 活動報告

日 時:2016年6月5日 10時00分~
 ※集合は9:00 川崎駅改札
場 所:大師河原干潟館
講 師:だいし水辺の楽校
参加者:49名(とどろき水辺の楽校受付)

2016年6月5日(日)大師河原干潟館(以下、干潟館)で「河口干潟観察会」を開催した。この観察会はだいし水辺の楽校やかわさき水辺の楽校と3校合同でのイベントで、河口干潟の観察会として平成17年(2005年)から続く伝統行事である。

 「午前中は雨」との予報もあり、実際あいにくの天気だったが、なんと49名もの参加があった。これにはスタッフ一同、感謝。

※以下、画像をクリックで拡大写真
河口干潟観察会

 午前10時、干潟館2階で開会式を行なった。開会式では、講師の紹介、当日の予定、干潟へ向かうための服装や装備のチェック、そして干潟での注意事項などについて説明があった。
 この日は干潮時刻が11時と干潟の観察に適した時刻であること、そして12時45分の満潮時との潮位の差が198センチもあることなど説明した。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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 開会式での説明どおり、各自ライフジャケットや軍手など着用し、干潟へ出発した。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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 足元は岩に苔が生えているため、滑りやすくなっていた。スタッフの手を借りて干潟へ。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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河口干潟観察会河口干潟観察会
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 観察の最後には講師の佐川さんからカニの雄雌の見分け方を中心に生きものに関する解説があった。また、毒性が弱いため触れても問題の少ないミズクラゲを紹介しながら、絶対に触ってはいけないアカクラゲについて注意を促した。
 さらに、この時間は潮が引いた状態だが、満ちたときの潮位は大人の背丈も超えてしまうことをわかりやすく紹介した。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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 干潟館では、おいしいシジミの味噌汁がみんなを待っていますよ!」を合図に干潟から撤収した。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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 干潟館ではシジミの味噌汁や惣菜を用意がされていた。各自持参した昼食で楽しいひと時を過ごした。
河口干潟観察会河口干潟観察会
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 最後に閉会式を行った。閉会式ではシジミが水を浄化する様子を実験を通して解説した。
 この実験では、濁った水の入った二組のビーカーを用意し、片方にシジミを入れるとビーカーの水が浄化されるというもので、実際に水の変化を目の当たりにしてシジミが水を浄化する役割を果たしていることが良く理解できた。
河口干潟観察会河口干潟観察会


【今後の予定】
■2016年7月1日(金)
平成28年度 第1回 こども環境科学教室 開催のご案内


■2016年7月3日(日)
平成28年度 第2回 多摩川河口 干潟の生きもの観察会のご案内


■2016年7月10日(日)『多摩川カヌー教室』
日 時: 2016年7月10日(日) 午前の部8:50~ 午後の部12:30~
場 所: 多摩川河川敷(丸子橋付近)
対 象: 市内在住・在勤・在学の小学5年生以上の方で水に顔をつけても平気な人
お申込: 事前申し込み制度
定 員: 午前の部60名 午後の部60名 ※申込多数の場合は抽選
参加費: 1人につき1,000円 ※当日徴収
詳しくはこちらのページへ
川崎市 「多摩川カヌー教室」の参加者募集について http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/250/0000077266.html